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permissible, permission, permit の違いと覚え方のコツ

今回は

permissible, permission, permit

この違いについて説明します。

TOEIC でもよく出てきますね。

特に穴埋め問題などにこの選択肢があると、迷ってしまいそうです。

では違いは何なのか、見ていきましょう。


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目次

問題


例えば、次のような問題があるとします。

1. ( ) range

2. an international driving ( )

3. Access ( )


この中にpermissible, permission, permitのいずれかを入れるとしたら、どれが入りますか?

この3単語、どれもpermi-という部分がついていますよね。

そうです。すべて動詞のpermit(許可する)から派生した単語なんですね。

派生したからにはそれぞれ違う意味があります。

それぞれどう違うのでしょう?


一つだけ性質がちがうのは?


まずpermissible, permission, permit の中で、一つだけ性質の違うものがあります。分かりますか?

permissibleだけ、形容詞ですよね。あとの2つは名詞です。
permitは動詞と名詞どちらの選択肢もありますが、上記の問題から動詞ではないことがわかります。

permissibleで注目したいのが語尾の-ble。

語尾の -ble は able(~できる)からきています。

つまり permit(許可) + able(できる) = 許すことのできる

という意味になります。

さて1の問題。

うしろにあるrangeは「範囲」という意味です。それを形容したい(どんな範囲なのか)ので、ここに来るのは形容詞だとわかります。

permissible range 「許すことのできる範囲、許容範囲」となるわけですね。

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permission と permit の違い


ではどちらも名詞である permission と permit の違いはどう見分けていけばいいのでしょう?

どちらも「許す」の名詞なので「許すこと、許可」という意味なのですが、ニュアンスが少し違うのです。

以下の例文を見てみてください。

何かに気づきませんか?

Could you give me permission? (許可をいただけませんか?)
Use something without permission.(許可なしに何かを使う)
ask for permission (許可を求める)


construction permit(建築許可)
work permit (就労許可)
hunting permit (狩猟許可)



よく見ると

permission は上の人や責任者からなどの「一般的な許可」

permitは政府や公的機関が出す公もしくは正式な「法的に認められた許可」

だということが見えてくると思います。

ざっくりいうと、permissionよりもpermitはお堅い感じですね。

では上記の問題には何が入るか分かりましたね。

2. an international driving ( permit ) (国際運転許可証)

3. Access ( permission ) (アクセス許可)



まとめ


permitは「法的な許可」と覚えておくと、間違いにくくなるのではないでしょうか。

ついでにこれは本当によく使える文章なので

Could you give me permission?
May I have your permission?

(両方とも「許可をいただけませんか?」の意味)

を覚えてしまうと、permissionの意味も覚えられて一石二鳥ですよ!

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