広島カープの精神的柱であるベテラン投手、黒田博樹選手が引退を発表しました。
大リーグ活躍後も、最後はカープのユニフォームを着て選手生活を終えたいと、古巣のカープに戻ってきた黒田選手。
その姿は男気あふれる男の中の男として、カープファンならずとも感動した人も多いのではないでしょうか。
その黒田選手が有言実行、25年ぶりというリーグ優勝そして日本シリーズ進出を決めたこの時期に、引退を発表し、19時から記者会見が行われました。
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目次
帰ってきた黒田博樹
カープがまだまだ苦戦していた2007年。黒田博樹選手は大リーグへの挑戦を決めます。
カープで育ててもらったという恩を胸に、その時の記者会見でも「また日本に戻ってプレーするならこのチームしかない」と公言していました。
その後アメリカの大リーグにてドジャース、ヤンキースで活躍し、ドジャースが高額のオファーを提示したにも関わらず、2015年、大リーグよりもはるかに低い4億円で古巣の広島カープに戻ってプレーすることを決めたのでした。
カープの大きな精神的支えになった黒田選手
黒田選手が戻ってきて、カープのチームが変わったといいます。
特に若手にとっては大きな精神的支えとなり、よきアドバイザーでもありました。
最年長にもかかわらず誰よりも早く来て黙々と練習を続けるその姿、大リーグでの経験をもとに培った具体的な戦術やテクニック、精神的な構えなどを、若い選手たちがどんどん吸収していきました。
今年大飛躍を遂げた野村投手や鈴木選手は、まさに黒田選手からの影響があってのことだったのです。
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引退発表記者会見
そして今日行われた記者会見。
黒田選手はすがすがしい顔で臨んでいました。
以下、黒田選手が記者会見で語った要旨です。
・引退の意向を球団側に表明し、受諾してもらえた。
・今日の練習の時に、「個人的なことだが」と監督、選手の皆、コーチ、裏方の方々にも発表した。
・引退自体は2~3年前から考えていたこと。
・今年25年ぶりのリーグ優勝を決めた後、9月くらいから引退を意識し始めた。
・引退自体は自分で決めたこと。
・リーグ優勝を決めたごろだと思うが、新井選手だけには言っていた。あとは誰にも言っていない。
・(新井選手に)「もう一年やらないんですか」と聞かれたが、自分の中での決意は強かった。
・まだ日本シリーズがある。何回登板できるか分からないが、最後の登板になると思うので、悔いのないようにしっかりと投げていきたい。
・よい仲間、素晴らしいファンに囲まれてここまでやってくることができた。今年リーグ優勝を達成することができ、悔いはない。後は日本一になれるよう全力を尽くすのみ。
まとめ
大リーグでの高額なオファーをけってまで広島に戻ってきてくれた黒田博樹選手は、カープのファンにとって救世主のような存在で、その後のカープの活躍に大きく貢献してくれたことは間違いありません。
ファンだけでなく、特に若手を中心とした選手にとってもそうだったんですね。
一カープファンとしては、感謝の気持ちでいっぱいです。
ぜひ日本シリーズも悔いのないように全力で投げてもらいたいです。
そして絶対に日本一になって、黒田選手の胴上げが見たいです!!
ありがとう、黒田博樹選手!!