錦織圭選手を筆頭とする日本チームがWG残留を決め、話題となったテニスの国別対抗戦デビスカップ。
この結果に大きく貢献した一人として名前が挙がっているのがダニエル太郎選手です。
このダニエル太郎選手、名前にもインパクトがありますが、錦織圭選手の後を追いかけるテニス男子の若手の星として今注目されています!
2016年のリオ五輪にも出場、惜しくも8強を逃しましたが、善戦し今急成長中です。
そんな注目株、ダニエル太郎選手とはどんな選手なのでしょうか?
目次
基本プロフィール
【名前】Taro Charles Daniel
【身長】190㎝
【体重】76kg
【生年月日】1993年1月27日(23歳)
【出生地】アメリカ ニューヨーク州
【国籍】日本
【利き腕】右
身長は190㎝と長身ですね!
2016年9月12日現時点で世界ランクは88位。2016年4月18日には自己最高の85位まで浮上しました。
アメリカ生まれ日本育ちで現在スペインで修行中
ダニエル太郎選手の父はアメリカ人、母は日本人。
お父さんは元テニス選手だったそうです。
妹さんも現在テニスプレーヤーです。
5歳の時日本に移住し、その後7歳でテニスを始めたそうです。最初は埼玉県に住み、後に名古屋市へ。そして14歳で名古屋市を離れ、スペインへ移住。それ以降現在に至るまでバレンシアの「バレンシア・アカデミー」で修行中です。そのため、スペインテニスの特徴である粘り強いプレー、そしてクレーコートでのプレーを得意とします。
2010年にプロ転向。
ダニエル太郎選手は英語、日本語、スペイン語が話せるマルチリンガル。
得意なのは最初にスペイン語、その次に英語、そして日本語なのだそうです。そして現在はロシア語も話せるようになっています。
スペイン語はメディア対応もそつなくこなすというレベル。
2016年リオ五輪、アウェー状態の中奇しくも3回戦敗退
リオデジャネイロオリンピックでは日本代表として出場。
3回戦まで進みましたが、あのジョコビッチ選手を破った元世界ランク4位のデル・ポトロ選手と対戦。7-6 (7-4)、1-6、2-6 で逆転負けを喫し、ベスト8進出とはなりませんでしたが、第1セットを先取するなど善戦しました。
この試合、会場にいた観客の声援はまるでサッカーを観戦しているような応援で、同じ南米ということからかアルゼンチン出身のデルポトロ選手への応援がすさまじく、ダニエル太郎選手にとってなぜかアウェーのような雰囲気でした。
さすがはサッカー王国ブラジル。スポーツの種類に関わらず、他の会場でもこのサッカー式応援はよく見受けられました…。
そんな予期しない事態に遭遇したとしても動じないで集中力を維持できる精神力というのも、国際試合には求められている要素の一つなのでしょうね。
まとめ
スペインで着々と実力をつけつつあるダニエル太郎選手。目を引く名前ですが、これから注目されること間違いなしの実力も兼ね備えています。
世界の強い選手とどんどん対戦して、自分のプレーを磨いていってもらいたいですね!