先日ここでお伝えした通り、25年ぶりに優勝を決めた広島カープ。
2016年版優勝記念パレードのルートと日程を予想してみました。
そこで今回は、他の球団が優勝した際のパレードの様子も参考にしてみることにします。
今回は横浜DeNAベイスターズと比べてみました。。
スポンサーリンク
[ad#co-googlead1]
目次
横浜DeNAベイスターズの場合
なぜ横浜ベイスターズかというと・・・
カープの優勝が25年ぶりって!25年ってめちゃくちゃ長いじゃん!もしかしてプロ野球始まって以来なんじゃ・・・?
と思ったら、ありました(笑)
もっと長く優勝できなかった球団が。
それが横浜ベイスターズなんですね。
横浜ベイスターズの初優勝は1960年。まだ球団は新・大洋ホエールズという名前でした。1950年に創設されたのですが、もともとは山口県の下関市を本拠地とする球団だったんですね。
ベースターズのすごいところは、過去2回セ・リーグ優勝をしているわけですが、そのいずれもそのまま日本一になっているところです。勢いがついたら止まらないということですね。
スポンサーリンク
[ad#co-googlead3]
1960年の優勝パレード
球団発足10年目でセ・リーグ優勝・日本一を成し遂げたベースターズ。前年の最下位からの見事な返り咲きでした。
優勝パレードはオープンカーで、なんと川崎~東京の丸の内まで!長いですね・・・。これは当時のホームスタジアムだった川崎球場~球団の産みの親、大洋漁業本社のあるところまでという理由だったのですが、もちろん六郷橋を渡ったあたりでホームスタジアム辺りの盛り上がりは消えてしまい、丸の内の本社に着いた辺りで2度目のパレードをしたそうです。
もともと本拠地だった下関から1954年に川崎に引っ越していたので、まだまだ地元になじみがなかったのかもしれません。
1998年の優勝パレード
次にベースターズが優勝したのは1998年。なんと38年ぶりの優勝でした。この悲願達成に地元のファンが喜ばないわけがありません。
この時の優勝パレードは、現本拠地である横浜と旧本拠地である下関の2カ所で行われています。球団のルーツを大切にする姿勢がみられるいいお話ですね。
横浜ではオープンカー5台に分乗した首脳陣と選手たちがパシフィコ横浜~横浜スタジアムまでの約2.2㎞のコースを約1時間かけてパレードしました。ゴールの横浜スタジアムまであと500メートルとなったところで、ビルの屋上からファンたちが紙吹雪をまくという演出が。大リーグのニューヨークヤンキースが優勝した時のパレードのようだと、球団関係者や選手たちも大変感動したそうです。
集まったファンは21万人(神奈川県警発表)とも40万人(球団発表)とも(この差は・・・?)。カープの初優勝の際のパレードと同じくらい盛り上がったのでした。
まとめ
同じく長年にわたって優勝から遠のいていた横浜DeNAベイスターズの優勝パレードと比較をしてみましたが、自分なりの結論を以下に記します。
【距離】
ベースターズの1998年優勝パレードの距離は2.2㎞。それを考えると広島の初優勝の際のパレードも2.2㎞なので、実はそんなに長くないのかもしれません。
【コース】
ベースターズの場合は1960年は川崎球場、1998年は横浜スタジアムと、いずれもホームスタジアムがゴールになっていますね。もちろんこれは球場の立地とも関係してきますが、やはり本拠地の球場でファンとともに喜びを分かち合うのは、一味違った醍醐味があるのも確かです。
広島はマツダスタジアムが出来てから集客率が格段に上がり、カープの一層の飛躍を支えてきたという経緯もあるので、マツダスタジアム案も有力候補であるのは間違いないでしょう。アクセスも実はマツダスタジアムのほうが良かったりします。
ただ、広島の中心地であること、交通量を考慮したうえで、やはり25年ぶりということで初優勝の時と同じくらいの盛り上がりになるだろうことと、初優勝の際の再現を!という流れもあるということ(ちょうちん行列も復活しましたし)で、やはり100m道路である平和大通りが有力かなと思います。