上野動物園の象妊娠も流産…市原ぞう園では赤ちゃん誕生【動画】
先日おめでたが発表された上野動物園のアジアゾウ「ウタイ」(18歳)。
上野動物園が始まって128年以来、初めてとなる象の繁殖に大きな期待が寄せられていました。
象の繁殖は難しく、繁殖期も限られるため国内での数少ない繁殖の例になると関係者からも喜びの声が上がっていました。
が・・・残念ながら流産してしまったようです。
一方で、国内では妊娠が確認され、その後の経過も順調だった別の象のメスが無事子象を出産しました。
国内では珍しく、赤ちゃん象をみることができそうです。
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流産してしまった上野動物園の「ウタイ」
ウタイは皇太子ご夫婦の長女愛子さまがご誕生した時に、タイ王国から誕生記念として2002年に上野動物園にやってきました。
その時送られてきたのはオスとメスのペアで、オスの「アティ」(19歳)がウタイのお相手です。
象の妊娠期間は約2年(!)と長く、出産予定は来年の6月~7月とみられていましたが、10月31日に流産したことが確認されました。
へその緒がねじれて胎児へ血液が送れなくなったことが原因とみられています。
妊娠期間が2年ということは、それだけ流産のリスクも大きいという事なのかもしれませんね。
今のところウタイの健康に大きな影響はないとのことです。
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市原ぞうの国では無事出産
一方「市原ぞうの国」では10月27日アーシャーが無事オスの赤ちゃんを出産しました。
アーシャーはもともと上野動物園にいたメス。2009年、繁殖のために愛知県の豊橋総合動植物公園にお嫁入していました。
第1子を出産するも、慣れなかったためか子育てを放棄してしまいます。今回は第2子で、再挑戦するために先輩ママたちがいる市原ぞうの国で過ごしていました。
実はアーシャー、推定39歳で、これは国内では最高齢の出産でした。
赤ちゃんは体重123kg、体高95cm。
こちらがその姿です。かわいい~~~