服を洗う時や新しい服を買う時にチェックする洗濯表示。
その洗濯表示が2016年12月1日から変わったんです。ご存知でしたか?
具体的にどこがどう変わったのか、注意点や覚え方などをご紹介します。
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目次
なぜ変更したの?
いままでの洗濯表示は日本独自の洗濯習慣にあったものということで日本の規格であるJISの JIS L 0217 のものでした。
しかし貿易が盛んになるにつれて海外からの衣類の輸入量も爆発的に増えました。海外から輸入された衣類は国際規格(ISO 3758)の表示がされており、海外の多くの国ではこの国際規格での洗濯表示が採用されています。
しかし日本で販売される以上、輸入された衣類の表示は日本の規格に沿っていなければ売ることができません。
ですからこれまでは輸入衣料品には今までの日本独自の洗濯表示に付け替える作業をしなければならなかったのです。
この煩雑さを回避しようという目的でだったら国際規格に統一しちゃおう!というのが今回の洗濯表示変更です。
要は国際規格に沿った新しいJIS規格 JIS L 0001 を作ったわけですね。
その新JIS規格が2016年12月1日から施行になりました。
ただし、施行日前に旧表示で作ってしまっているものは、変えなくてもよいことになっています。
具体的にどこが変わったの?
まず種類。
旧洗濯表示 22種類 → 新洗濯表示 41種類
ほぼ倍になっています。
それだけ複雑化したとも言えますが、逆に言うとより細かい表示ができるようになったということです。
そして表示のマーク。
旧洗濯マークは日本人であればだいたい誰が見ても分かるような視覚的表示になっていましたが、新洗濯マークはいわば究極にシンプル化されています(笑)
例えば「洗濯機で洗ってよい」の表示も旧表示では日本で一般的ないわゆる縦型洗濯機が描かれていましたが、新表示ではたらいに水がちゃぽちゃぽしている表示です。海外ではドラム式が多いからなんですね。
シンプル化されているため、ある程度ルールを覚えてしまえば簡単です。
基本的な形を覚える
左から
洗濯:水が入っている容器で「洗濯機で洗えます」という表示です。手洗いの場合は水に手を入れる絵になっています。
漂白:△は漂白についての表示です。
乾燥:四角は乾燥について中に書かれるものによって手法が変わります。
クリーニング:〇の中に書かれるものによって種類が分かれます。
例えばこのマークは乾燥手段で
上:ハンガーにかけてつり干しがよい
下:平干しがよい
という意味です。
下線の量は弱さを表す
容器の下に描かれている下線は弱さを表します。数か多ければ多いほど、さらに弱くという意味になります。
ちなみに上の表示だと「30度までの水で洗濯機で非常に弱い洗濯ができる」という意味です。
ページの下に洗濯マークの一覧を貼り付けておきます。
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洗濯マークお助けアプリ
そんなこと言っていてもいきなり41種類も増えたし、抽象的過ぎてすぐには覚えられない!という方は、アプリの手を借りてしまいましょう♪
新洗濯表示に対応したアプリをご紹介します。
これ洗える?
洗濯洗剤でおなじみのライオンのアプリ。
Google Play
Apple store
洗濯表示 -新洗濯マーク完全対応
Google Play
洗濯タグチェッカー “ ISO & JIS ”
Apple store
新洗濯表示
Google Play
新旧洗濯表示一覧
まとめ
まだ変わったばっかりで戸惑うこともあると思いますが、コツを覚えればわかりやすいです。
アプリなどを賢く利用して慣れていきましょう♪