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高病原性鳥インフルエンザとは?潜伏期間やワクチンも【wiki】


冬になると毎年話題になる鳥インフルエンザ

今年も発見が相次ぎ、流行が心配されていますね。

今年検出されたのは「高病原性鳥インフルエンザ」だってニュースで聞きませんでしたか?

の「高病原性」ってなに?
「低病原性」とどう違うの?

インフルエンザワクチンを打ったら効果はあるの?


こんな疑問に答えるために情報をまとめました!

http://www.toushin-1.jp/articles/-/2358



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目次

高病原性鳥インフルエンザとは?


まず鳥インフルエンザとは、鳥がかかるインフルエンザのこと

インフルエンザはインフルエンザウイルスが体の中で悪さをして症状を出させますが、インフルエンザウィルスにもいろんな種類があります。

豚と豚の間で感染するウィルスが豚インフルエンザウィルス、人と人の間で感染するのがヒトインフルエンザウィルスであるのと同様、鳥インフルエンザウィルスは鳥と鳥の間で感染するウィルスです。

そしてウィルスの中にも強いものと弱いものがあります。

弱いウィルスだと命に別条はありません。毛並みが乱れたり、呼吸器に軽い症状が出たり、産む卵の数が減ったり、いわゆる人間でいうと、咳が出たり鼻水が出たり肌が荒れたり、という風邪の症状です。これが低病原性ウィルスです。

しかしこの弱いウィルスが鳥から鳥へと感染を繰り返していくうちにどんどん変わっていき、強力になっていきます。こうして凶暴化したのが高病原性ウィルスです。

高病原性ウィルスになると、命に関わってきます。全身に症状が出て、大半が死に至ってしまいます。

ちなみに人間がかかるヒトインフルエンザにはA型・B型・C型とありますが、鳥インフルエンザはA型のみしか感染しないそうです。


鳥インフルエンザは人にうつる?


鳥インフルエンザウィルスは普通は人間に感染しません

しかしごくまれですが、海外では感染事例があります。

鳥インフルエンザに感染した鳥の排泄物や死骸の処理などを保護具を用いてしなかったために、高い濃度のウィルスにさらされた場合だったということです。

そして鳥インフルエンザが人から人に感染することもほぼありません。今まで確認されている例は、介護のために長時間にわたって感染者と濃厚な接触を持った例に限られています。

いずれも日本ではまだ人への感染例がありません。


潜伏期間はどれくらい?


でももし、もし、万が一にでも人に感染した場合、症状が出るまでの潜伏期間はどれくらいでしょうか?

鳥インフルエンザウィルスの潜伏期間は2日~8日とされています。

ヒトインフルエンザウィルスは2日前後、場合によっては1週間ほどなので、同じくらいか少しだけ長いくらいだといえるでしょう。

気になる症状ですが、通常のヒトインフルエンザと似た症状が出ます。

高熱、咳などですね。

稀に肺炎や多臓器不全を併発して重症化し、死に至ることもあります。

ただ人間にとっては新しいウィルスになるので、抗体を持っていないため、大流行したり、通常のインフルエンザウィルスよりも重症化する恐れがあります。

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予防対策は?


予防対策としては、感染したもしくは感染の恐れがある鳥やその死骸、排泄物には素手で触れないようにすることです。

ペットで鳥を飼っている場合、危険だということはありません。

が、世話をするときなど触る際には手袋やマスクをし、触った後は石鹸でよく手を洗い、うがいをすることが効果的です。

また、鶏肉や卵からの感染例も現在確認されていません

鳥インフルエンザウィルスは酸に弱いため、仮に感染した鶏肉や卵を食べたとしても胃酸により退治されるからです。

またインフルエンザウィルスは熱に弱い(70℃で死滅)ので、よく火を通して調理すれば心配はありません。


ワクチンはある?


現在鳥インフルエンザウィルスワクチンはまだ臨床試験の段階です。

ではヒトインフルエンザウィルスのワクチンは効くのでしょうか?

ヒトインフルエンザウィルスのワクチンは鳥インフルエンザウィルスには直接には効きません

しかし鳥インフルエンザウィルスに感染した人がヒトインフルエンザウィルスにも同時に感染すると、体内でウィルスが変化して新型のインフルエンザウィルスが生まれる可能性があります。

そんなことを防ぐためにも、人のインフルエンザ予防接種を受けることは効果的なのです。


まとめ


いかがでしたか?

過度に心配する恐れはないですが、ウィルスは変異するもので、その変異は私たちの体の中で起こります。

ウィルスは人や動物などの体に入り込んでのみでしか生殖できないので、まずは私たちの体に入り込まないよう、できるだけの対策はしておきたいですね。

まずはよく寝て、よく食べ、手洗いとうがいをしっかりしていきましょう!

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