英語の勉強をそろそろ本格的にしようと思っているけど、具体的に何から始めたらよいか分からない・・・
TOEICのために英単語を覚えようとしているけど、なかなか頭に入ってこない・・・
こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
最近読んだ工藤紘実著『同時通訳者の英語ノート術&学習法』では、同時通訳者の方々がどのようにして日々英単語を勉強しているか、そのテクニックが書かれていました。
通訳者と聞くと英語のことは何でも知っていると思われがちですが、それは彼らが常に勉強し続けているから。通訳さんたちは限られた時間の中で、新しい単語をどんどん覚えるように努力しているのです。
そんな通訳さんの英語勉強法、参考になるなぁと思った点がいくつかあったので、独断と偏見でいくつかピックアップしてみました。
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目次
スキマ時間を利用する
勉強したいけれど、なかなか時間がない!というあなた。
通訳者だって同じなんです。日々の生活、業務に追われながら、次のお仕事に向けて準備をしなければならない。そんな通訳者がやっているのが、スキマ時間を利用すること。
例えば、
・歩きながらヘッドフォンで英単語または英語のニュースを聞く。
・美容院やランチタイムに英文雑誌を読む。
・お風呂や歯磨き、トイレの時間に英語のニュースを流す。
など、ちょっとした時間でも活用していくということです。
15分ずつでも、4回重なれば1時間、それが毎日続くと結構な時間数になります。
時間を区切る
英単語の勉強をすると決めたら、必ず時間を区切ること。
例えば、45分勉強すると決めたらストップウォッチをセットして、それのみに集中します。
また、信号待ちの間に英単語を3つ覚えるというのもありました。
限られた時間内にやる!と自分を追い込むことで、ゲーム感覚で学べるのではないでしょうか。
すぐにメモる&手書き
通訳者といえども、すべての単語を知っているわけではありません。むしろ新しい分野に挑戦するときは知らない単語だらけ。
知らない単語が出てきたら、すぐにメモ。
そして、メモは手書きが一番です。
手を動かすことで、脳に刺激が行き、単語を忘れにくくなります。
通訳者さんは単語をメモしたノートを必ず持っています。そのノートは「きれいにまとめていなくて」OK。
自分がみてパッとわかりやすいもの。効率性を重視した、自分が見やすいものでいいのです。
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アウトプットする
英単語もアウトプットが肝心!です。
覚えた単語はすぐに使ってみます。自分なりに例文を考えてみてもいいかもしれません。この単語を使えそうな場面はどんな場面かな?と考えて、その単語を使って作文をしてみましょう。
記憶により残るようになります。
関連付ける
もう一つ大切なのが、何かに関連付けて覚えることです。例えば「pirate」だったら”pirates of carribean「パイレーツ・オブ・カリビアン」”の海賊たちをパッと思い出せるようにしておきます。
そうすれば、”pirated edition”という表現が出てきたとしても、pirate=海賊 +
edition=版 ということで、「海賊版」という日本語が自然と出てくるようになります。
そのまま覚えるだけではなかなか記憶に残りませんし、何より面白くないですよね(笑)
このように何かと結び付けるようにすると記憶に定着しやすくなります。
まとめ
通訳さんって、実は日ごろの努力をコツコツ積み上げているからこそ成果が出せているお仕事なんですね。
そんな通訳さんだからこそやっている英語の勉強法は、同じく時間に追われているあなたにも参考になるはずです。
著者も、英語の勉強方法に近道はない、と言っています。
スキマ時間を活用して、コツコツと積み上げていきたいですね。