先日閉幕したリオオリンピック。
実はそのリオオリンピックに、ボランティアとして参加してきました!
2020年の東京開催に向けて、ますます注目を浴びているオリンピックですが、この世界最大のスポーツイベントはボランティアなしでは成り立ちません。
このボランティア、インターネットではいろいろな憶測が飛び交っていますが、一つ大事なポイントがあります。
それは・・・
ボランティアとは自分から望んでやらせてください!という意志をもって手を挙げること。
ですから、一部流れている「ブラック」とか「無償で働く」という感覚とは、そもそも全く次元が違うものになります。
オリンピックでボランティアと一言で言っても、実はいろんな種類があります。
そのうち大会会場でのボランティアを紹介します。
目次
オリンピックのボランティアの種類
リオの大会会場では大きく分けて3つの種類のボランティアが活躍していました。
・イベント業務:会場整備など。
・運営業務:試合の運営、選手村スタッフ、通訳スタッフなど。
・医療支援業務:救急対応など。医療資格保持者。
リオではそれぞれ違う色のユニフォームになっていました。(イベント=緑、運営=黄色、医療支援=赤)
ボランティアの条件と待遇
ボランティアとして参加したければ、募集に応募する必要があります。現時点では2018年ごろ募集が出るのではないかと言われています。そこで選考があったり、場合によっては審査、スカイプ等での面接もあります。
英語力は必要?
英語力は、応募する職種にもよってきます。一般業務などそこまでの英語力を特に必要としない職種もありますので、探してみましょう。
通訳ボランティアではかなりの英語力(聞く・話す両方)が求められます。TOEIC800点台は見ておいたほうがよいと思われます。
ボランティアの待遇は?
ロンドンやソチと同様、渡航費・宿泊等の滞在費は基本的にボランティア本人が負担をします。食事については、リオではシフトに入っている時間中は食堂での食事が無料でとれました。
ボランティアで得られるもの
とは言っても正直、渡航費・宿泊費も安くはないですよね。。。ただ、行ったからわかるので言えますが、その費用に勝るものが得られるんです!
その1.ユニフォーム
大会の勤務中着るユニフォームは支給されます。いただいたのは以下。
・ポロシャツ3着
・ズボン2着
・ジャケット
・ベルト
・靴下3足
・キャップ
・バッグ
・スニーカー
・スポーツドリンク用ボトル
・キーホルダー
提供しているのもしっかりとした有名スポーツブランドなので、かなりの質です。これは大会後も使えるし、何よりもボランティアとして参加したからこそもらえるご褒美です。
その2.貴重な経験
なんといっても、これが一番だと思います。某カード会社のCMにもあった「お金では買えないもの」。まさにこれです。
配属場所によっては選手を近くで見ることができたり、試合会場であれば、試合を目の当たりにすることも、勝利の瞬間を一緒に味わうこともできます。
またこれだけの一大イベントなので、集まる人のレベルも高いです。普段はテレビでしか見ない人たちと遭遇する率もかなり高いです。
まとめ
ボランティアなしでは成り立たないオリンピック。逆に言えば、ボランティアとして参加すること、自分自身がオリンピックをつくりあげる一員になれるということです。実際、活動をしているとそれを実感させられますよ!
自分のやる気で支えるスポーツの祭典。出費などはありますが、それに匹敵もしくは上回る経験を得られること間違いなしなので、2020年の東京オリンピックでぜひ経験してみてください!